蹴上のインクラインで前撮り
2018/10/19
蹴上のインクラインで前撮り
いんくらいんは
明治の初期に琵琶湖から京都へ用水としてではなく発電用と運搬用の水路として琵琶湖疏水が造られました
水路(大部分がトンネル)の作り方も立坑方式の最先端技術で造られました
その水で水力発電を行い京都の市電が開業します
また、動力としての電気は世界恐慌の時にも威力を発揮し
京都ではほとんど影響がなかったようです。
蒸気機関を動力にしている欧米には大きな打撃があったようです
さてなぜここにレールが布設されているかというと
通船(つうせん)という運搬船を台車に乗せて琵琶湖と鴨川を
荷物を積み替える手間を省いて行き来出来るようにするためです
ケーブルカー方式で一方が上にもう一方は下に移動する仕組みです
鉄道網が整うまでは物資運搬の大動脈として活躍していた施設です
京都の歴史遺産での前撮り