京都の前撮りに人気があるのは優れたロケ地のおかげ?

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京都の前撮りに人気があるのは優れたロケ地のおかげ?

2020/01/08

京都市内各所に紅葉の名所があります。桜に比べて見頃が長いこともあり特定のところを除いて地面が見えないくらいの人込みにはなりませんがそれでも相当な混雑になります。私たち撮影チームもそこが一番の難点になっています。こちらのような無人撮影(お二人だけ)が難しくなっています。例えば円山公園を一例にするなら奥まった所まで行くことで無人撮影を実現しています。

宇治橋は歩行者専用の橋で川幅も広くご覧のように周囲の世界文化遺産「平等院鳳凰堂」の横なのに人影がまばら、というよりほとんど見えないところです。私たちは撮影しやすいロケ地を求めて日々活動しています。数時間で思い出に残るシーンを残すための活動です。

伏見にある酒蔵を背景にした撮影。京都らしい風情のある町並みが残る伏見ではほとんど撮影クルーは見かけません!京都駅から車で20分程度のところでこんな素敵なシーンが撮影できます。周辺には歴史ファンに人気の寺田屋、川沿いの桜や柳並木の伏見港(港と書きますが疎水の終点)などもあり約1時間の撮影コースになります

伏見で忘れてはいけないのが御香宮神社、事前予約をしておけば初穂料1万円で神前式が挙げられます!境内でも撮影できますから、ここだけでも約1時間の撮影コースです。前撮り店の多い京都市の中心部からですと平均で片道1時間程度の所要時間になります。スイスイ撮影するなら伏見がオススメです。

世界中から前撮りのお客様が集まる祇園巽橋。海外の撮影クルーが目立つようになってきました。世界の京都を実感する場所です。ここから弊社サロンまでは徒歩5分の好立地にあることからわざわざ出かけていくイメージはありません。どこかの撮影のついでに行ける距離感がお客様に支持されている理由でもあります。

春の桜、秋の紅葉共に人気のある地下鉄蹴上駅スグのインクライン。ここの線路は荷物を積んだ船をケーブルカー方式で上下させる施設です…蹴上から伏見につながる京都疎水は鉄道が整備されるまでの大動脈でした。上に上がった船の荷物は琵琶湖を経由して日本海側まで運ばれていました。また、下に降りた船の荷物は淀川を経由して大阪まで届けらます。明治初期の物流の要がここインクラインだったわけです。

京都市内でお手頃価格で撮影のできる寺院が東福寺・雪舟庭園、撮影料金1万円で約1時間の撮影が可能です。寺院での撮影予約は基本的にサロンが行います。お客様が直接予約できませんからご注意ください。専用の予約フォームがあり、それに必要事項を記載して申請し許可を頂くというスタイルです。

宇治茶の産地・宇治田原町にあるハート窓で有名な正寿院の天井画を背景に撮影しています。ハート窓も含めとても人気のある寺院ですから希望日を3日くらい選定していただき正寿院さんとの調整の上、予約を確定させます。お寺での撮影は雨天決行ですが撮影にはほとんど影響ありません。

和装前撮りはもはや日本人だけではありません。こちらはイスラエルのお客様の撮影風景です。海外のお客様はスーツより法被(ハッピ)姿での撮影を希望されますので、しっかりと準備・対応しています。海外のお客様には撮影データを当日お持ち帰りいただけるようにしています。通訳付きの別途プランでの対応になります。

京都らしさで人気のある八坂の塔、他のロケ地との違いは細かなローカルルールが全くないところになります。狭い路地が多く徒歩での撮影しかできない点がもう一つの特徴です。約1時間の撮影コースになりますが途中には八坂庚申堂(通称:サルボボ)もあります。サルボボの名前を知らない方が多く「いろいろぶら下がっているところ」でもスタッフにはわかりますのでご安心ください。